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2016年03月21日

第27回(寺泊)大会 ごあいさつ


日本セトロジー研究会第27回(寺泊)大会のお知らせ


 日本セトロジー研究会第27回(寺泊)大会を長岡市寺泊水族博物館と長岡市立科学博物館との共催により長岡市寺泊で開催する運びとなりました。新潟県での開催は第4回大会(上越市)、第11回大会(新潟市)、第12回大会(佐渡市)を開催して以来15年ぶりとなります。
 昨年10月、本会顧問を務められ、本会発足当時からご尽力をいただいた新潟大学名誉教授・本間義治先生がご逝去されました。先生とは寺泊にある三基の鯨塚や八百比丘尼伝説にまつわる九穴の貝の調査。さらには、新潟県における海生哺乳類、魚類の漂着記録などに関して、約30年にわたりご指導いただいたことが思い出されます。
 ここ長岡市寺泊は青空の広がる水平線に佐渡島を大きく望むことができる日本海の鎌倉とも言われ、寺泊の名が示すように格式を誇る寺院が多くある歴史・文化のロマンと海の恵み溢れる地域です。佐渡島へ寺泊から配流された日蓮上人、やさしさで誰からも愛された越後の聖人・良寛などにまつわる史跡も数多くあります。また、江戸時代には寺泊港は北前船の寄港地として栄え、船主が航海の安全を願って、持ち船を描かせた船絵馬52点(国指定重要民族文化財)が寺泊の総鎮守白山媛神社に奉納されています。
 クジラ類に関係することでは、2014・2015年春の同じ時期に2年連続して寺泊を流れる信濃川大河津分水路河口沿岸にコククジラが出現、滞留し、同一個体と確認しました。日本海側では初めての生態観察となりました。
 本大会の共催であります長岡市立科学博物館には、2004年に発生した中越地震で崩壊した長岡市妙見の災害復旧工事現場でヒドロダマリス属の海牛化石の前腕骨、肋骨、肩甲骨などが発見され、それらの化石を基にミョウシーと名付けられた全長8mの親子復元模型や全身復元骨格が展示してあります。ご興味のある方は是非一度ご覧になってはいかがでしょうか。
 会員の皆様におかれましては、交通の便が悪い所ではありますが、多くの方が参加され、日頃の研究成果を発表してくださるようお待ちしております。日本海の恵みを堪能しながら、会員の皆様の親睦がより一層深まれば幸いであります。

日本セトロジー研究会第27回(寺泊)大会
大会会長  青蛛@彰
(長岡市寺泊水族博物館長)

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